通園と天気

暖かくなってきて、毎日爽やかに幼稚園の送り迎えができる。わたしは幸い花粉症でもないので、春の訪れを素直に喜んでいる。

未就園の下の子と一緒に通園するのは思いのほか面倒なことが多いもので、それだけで帰ってきてからひと息つきたい気分になる。ちなみに普段は子乗せ電動自転車で前に下の子、後ろに上の子を乗せて通園している。

雨の日は最悪で、弱雨ならばまだいいけれど、ざーざー降りの日は泣きたくなる。

まずは自分はレインポンチョを着る。そしてキャップを被った上からポンチョのフードを被り、キュッと首元を締める。

そう、わたしはメガネをしている。このキャップのつばが無ければ、メガネが雨に濡れて、前が見えなくなる。

そして、意外に大切なのは長靴。

先程も言及したが、下の子は2歳なので、雨の中をしっかり歩くことはほぼ不可能だ。レインカバーをしたベビーカーに乗せるしかない。ベビーカーを押しているため足元が見えづらいので、不意に水たまりに入ってしまうこともある。スニーカーだと結果的に靴下まで濡れることになってしまうのだ。

次に、幼稚園児にレインコートを着せて傘を持たせる。もちろん長靴もはかせる。

ここまでで、わたしはもう嫌気がさしてくるのだが、いかがだろうか。

さらに、上の子の傘と長靴を見て、既にベビーカーに収まっている下の子が、自分にも傘をよこせ、長靴をはかせろと騒ぐことも想定内だ。

 

こんな感じで、いざ出発、となるのだが、幼稚園に着く道すがら、上の子に傘をちゃんとささせて道の端を歩かせることや水たまりに入らないようにいちいち声かけをすることも、全てベビーカーを押しながらである。下の子は標準より重い14キロ。車通りの多い場所では、片手でベビーカーを押しながら、上の子と手をつなぐこともある。

上手に出来たときは自分を褒めたいくらいだ。そして、てるてる坊主のような姿の自分のことは、極力気にしないようにしている。